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【ビルメンテナンス】増圧ポンプ点検

Before

After

千葉県船橋市 オーナー様

こんにちは!
千葉県船橋市にてマンションの増圧ポンプの点検をご依頼頂いたので
事例をご紹介したいと思います!
年に1回の点検の時期を迎えておりましたので弊社で点検作業を行いました。

 

以前のビルメンテナンスについての記事はこちら!:【駐車場工事】駐車場の白線引き工事を行いました!

 

増圧ポンプは階高が3階以上の中高層階の建物に水を送るために必要な設備です。
部品が常に水に触れるために経年劣化が激しく、年に1回の点検が多くの自治体で管理者の義務として定められています。
増圧ポンプの点検を怠ると、以下のトラブルが予想されます。

 

 

①水道代の上昇排水管からの漏洩によって起こるトラブルです。
定期的な点検と部品の交換によって防げます。

 

②断水
増圧ポンプの過負荷や漏電によって機能が停止すると、断水が起こります。
そうなるとトイレもお風呂も飲料水もすべて使用できなくなるのです。

 

③振動・異音
ポンプ内のベアリング部品が劣化することで、モーターの回転の異常音が発生する恐れがあります。
低層階には響くため、騒音のクレームとなる可能性があります。

このようなリスクを回避するために、年1回は増圧ポンプの点検を行うことをお勧めします!
さっそく弊社の点検作業の流れを、写真と共に紹介していきましょう。

 

 

こちらが増圧ポンプのユニットです。

 

 

まず、制御盤内を点検していきます!

 

まず、電圧値を点検します!数値は規定値内で良好でした。
そして、各端子の締め付けもひとつひとつ点検します。

 

 

インバーターを確認します。インバーターとは、使用水量に応じてポンプの回転数を制御する機器で、節水には不可欠な存在です。
さらにモータ絶縁抵抗値の数値を確認し、電流が規定値内であるかを確認します。
今回は、100MΩ以上で良好な数値でした。

 

 

電流値を測定します。今回は定格出力内で良好でした。

 

 

次に、圧力タンクの封入圧を測定します。
今回の点検でダイヤフラムポンプの破損が発見されました。

 

 

次に、逆流防止器の動作の点検をします。
今回の点検では異常はありませんでした。

 

 

逃がし弁の作動点検をします。
逃し弁は逆流防止弁が故障した際に空気を逃す役割を担っています。
今回の点検では動作は良好でした。

 

 

吸込ストレーナ―を確認します。
吸い込みストレーナーは、ポンプの吸込み口でゴミをろ過するための装置です。
錆付きが目立つので清掃を行います。

 

 

清掃後、錆が取れて見違えるようにきれいになりました!

 

 

ポンプ軸封部の水漏れを点検します。
異常は発見されませんでした。

 

 

漏電テストトリップ を行います。
疑似的に漏電と同じ状態を作り出し、ブレーカが正常に作動し電力を遮断するかをチェックします。
今回のテストでは動作は良好でした。

 

 

内部データと、故障履歴の点検をします。

 

 

漏れ、バルブ位置、運転選択の確認をして、点検完了となります。

 

 

今回の点検で圧力タンクが破損していたため、交換が必要なことが分かりました。

 

 

弊社の増圧ポンプ点検では、各パーツをしっかりと隅々まで確認させていただいております。
もし増圧ポンプの異常から断水や漏水が発生した場合、建物全体に大きな悪影響が及び今後の経営にも影響を及ぼす可能性があります。

定期的な点検で増圧ポンプを正常に稼働させて、水回りのトラブルを未然に防ぎましょう。

 

 

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基本情報

(1)物件種別
マンション
(2)施工費用・価格帯
10万円程度(年間契約)
(3)施工場所
千葉県船橋市
(4)施工内容
ビルメンテナンス
(5)工期(作業日数・作業時間)
1日
(6)築年
10年前後
(8)担当
伊賀