Information お役立ち情報

2023.04.14

【賃貸管理】よくあるトラブルとは?入居時・入居中・退去時に発生するトラブルと対処法について解説!②

賃貸経営の中でも不安に感じる方が多いのが入居者トラブルです。
入居者とのトラブルは心の負担にも繋がりますし、なるべく避けたいですよね。
前回、賃貸管理でよくあるトラブルの中でも入居時・入居中によくあるトラブルについて解説しました。
【賃貸管理】よくあるトラブルとは?①入居時・入居中・退去時に発生するトラブルと対処法について解説!

 

今回は前回に引き続き賃貸経営においてよくあるトラブルの中でも退去時によくあるトラブルについて解説します。

 

入居者トラブルの種類

【退去時によくあるトラブル】
・原状回復トラブル
原状回復トラブルは、原状回復義務の範囲について発生するトラブルです。
例えば、クロスの張替えや床の補修が必要だが入居者が放置したままであったり、自分で修繕を行ったが不十分であった場合などが該当します。
このトラブルを避けるためには、契約書に明確な条項を設け、入居者との間で入居時の状態を確認し、退去時に再度確認することが重要です。また、入居者に修繕費用を負担させるために敷金の適切な取り扱いも必要です。

 

2020年には民放改正によって賃貸事業も大きく変わり、このようなトラブルは減少していますが、経年劣化や通常損耗など、どのようなケースが原状回復義務の範囲になるかという点については必ず確認しておくようにしましょう。

 

・敷金トラブル
敷金トラブルは、退去時における敷金の取り扱いに関する問題です。
入居者が物件を退去する際に、敷金から家賃滞納分や修繕費用等を引いた残額を返金することが契約で定められていますが、その取り扱いが不適切であったり、明確な規定がない場合に問題が生じます。

 

具体的には、以下のような問題が発生することがあります。
・敷金を返還するタイミングが遅れる
・敷金の使用目的が明確に定められていない
・退去時の立会いが不十分であったため、物件の状態について納得がいかない
・敷金から引かれた金額が過剰である

 

敷金トラブルを避けるためには、契約書に明確な条項を設け、入居時に敷金の取り扱いについて説明し、退去時には両者が納得できるように立会いを行うことが重要です。
また、敷金の使用目的や返還時期についても契約書で明確に規定することが必要です。
さらに、入居者とのコミュニケーションを大切にし、トラブルが発生した場合には速やかに解決するように努めることも大切です。

 

・中途解約時の違約金トラブル
中途解約時の違約金トラブルは、契約期間中に入居者が急遽退去し、契約書に定められた違約金についての問題が生じることがあります。違約金の金額や支払い理由によっては、トラブルが発生することもあります。避けるためには、契約書に明確な条項を設け、入居者と解約条件や違約金について十分に説明することが必要です。また、発生した違約金が適切であるかどうかを検討し、相手方と協議することも大切です。

 

いかがだったでしょうか。
賃貸経営は入居時だけでなく、契約時や退去時にトラブルが発生することも少なくありません。
弊社ではこのようなトラブルなどによるオーナー様の負担を減らすことができるよう、建物管理事業にて設備管理から保安管理、クリーンサービス等の運営や管理に関わる様々なサービスを提供しています。
また、退去立会い代行や原状回復についてもご依頼をいただいています。
賃貸経営でお困りの方は是非一度弊社までご相談ください。