2022.10.21

【オーナー様向け】退去立会いで見落としがちなポイントをご紹介！

入居者が退去する時に行われる退去立会いですが、退去立会いは「破損」や「劣化」などをチェックするために行います。

退去立会いの際に気付かず、後になって破損している箇所を見つけるケースも多いため、立ち会う前に「何をチェックするか」について整理しておくことが大切です。

今回は退去立会いの際に見落としがちなポイントについて解説します。

退去立会いで見落としがちなポイント

1.玄関ホール周り

玄関ホール周りは、照明が暗かったり、すぐに室内に入ってしまうことが多いことから、見落とされがちな箇所になります。

次の入居者への印象を左右することはもちろん、セキュリティ面にも影響する箇所となるため、しっかりとチェックしておきたい場所です。

玄関ホール周りのチェックポイント

・玄関ドア:部品の欠損/傷や凹み/ドアの開閉具合

・玄関周辺の設備機器:インターホン/鍵/ドアチェーンの欠損

・下駄箱:扉の開閉具合/棚の有無/部品の欠損

2.バス・トイレ周辺

水回りは使用頻度も高く、故障しやすい傾向にあります。

湿気も多くカビが発生しやすく、さらに入居者の使用方法によって劣化しやすい場所になります。

チェックすべきなのは、それが故意のものなのか、自然のものなのかを判断することです。

バス・トイレ周辺のチェックポイント

・浴室内:換気扇などの欠損/浴槽/シャワーヘッド/壁などの傷や凹み

・脱衣所:洗面台/洗濯機置き場の欠損や破損

・トイレ:トイレ内の床/便器/便座の破損やシミ

3.キッチン周り

キッチン周辺は油や湿気などで汚れが溜まりやすいため、注意が必要です。

気をつけて使用していてもカビが発生することはありますが、入居者の清掃頻度によって通常よりもカビが多く発生していることがあります。

退去立会いの際にチェックして、汚れがひどい場合には入居者の負担となる可能性があります。

キッチン周りのチェックポイント

・蛇口部分:蛇口のカビ/パッキンの破損

・シンク:排水溝内部の破損/細かい傷

・レンジフード:悪臭/可動時の異音

4.リビングや寝室周辺

リビングや寝室は滞在時間が長く、入居者がどういった生活をしてきたかという生活スタイルが一番見える場所です。

多いのはタバコの家の汚れや、家具をぶつけた際についた凹みなど。

注意して見なければいけない箇所も多いので、見落とさないようにしましょう。

リビングや寝室周辺のチェックポイント

・室内:クロスの汚れ/壁の傷/穴/日焼け/カビ

・窓:窓ガラスや網戸の破損や欠損/サッシ

・室内の設備:換気口/照明/シーリングの欠損

いかがだったでしょうか。

退去立会いは、破損や劣化している箇所が合った場合にどちらが費用の負担者になるのかを判断するためにとても大切です。

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